モジュール紹介
今回は風采 VCS S&Hのご紹介です。
VCSとはVoltage Control Switchのことで電圧に応じてスイッチを制御することで信号経路を変更する事が出来ます。
S&HとはSample and Holdのことで信号の一部を時間的に切り取って、一定時間任意の定電圧信号として扱えるモジュールの事です。
風采はこれら2つの機能を組み合わせたモジュールになります。
VCS S&H風采のデモ動画です。
— レック@lleqpue9🎹欲しいモジュールは作るマン (@lleqpue9) April 4, 2024
2つのトリガ信号から1つのCVを時分割で4つに分割供給することができ、複雑なパターンを生成できます。
点灯したOUTPUTとINPUTが導通します。S&Hにより消灯後もOUTPUTの電圧は維持されます。
楽曲名:動物園🐘 https://t.co/96z8y5QQLa pic.twitter.com/N3iHru9U9Y
初心に立ち戻って黒パネルにしました。
ブロック図は下記の通り、CV Inputに信号を入れてTrig A(B) inputの信号でスイッチを制御し、Outputの壱,弍,参,肆のから出力されます。
出力の際、Sample and Hold回路を通るため、信号を切り替えても一定の電圧のままOutput電圧が保持され続けます。
ただしドローン演奏に使用するなどの長時間のホールドが必要な場合は電圧が保持できずに下がってしまう場合があります。
そのような目的の場合はほかのサンプル&ホールドモジュールをご検討いただくことをお勧めします。
2つのトリガ信号から1つのCVを時分割で4つに分割供給することができ、複雑な信号を生成できます。 壱、弐、参、肆のうち、点灯した箇所のOUTPUT端子とINPUTがSwitchにより接続されます。
これにより点灯したOUTPUTとINPUTがスルーされるような形になります。
もう少し分かりやすいように動作原理図を追加します。
分かりやすくするために参端子と肆端子、Trig B、CV Inputのみをピックアップします。
Trig BのHigh / Lowの状態によってInputの端子と出力参、肆の端子が導通(スルー)します。
導通する端子はLEDで点灯します。
直前まで導通していた端子はS&Hにより非道通後(LED消灯後)はOUTPUTの電圧は維持(HOLD)されます。
これによりTrig信号の切り替えで1つのCV信号を複数に切り替え、S&Hにより電圧の保持をすることができます。
その結果1in-4outの構成によりCV電圧のOutputを増やす事が出来、より複雑な信号の生成が可能です。
関連リンク
以下のフリマサイトで販売しています。
数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。
製品スペック
出力端子:(Range:-5V~+5V)
Sample &Hold 壱、弐、参、肆
入力端子:
CV Input (Range:-5V~+5V)
Trig A input (Range:0V~+5V)
Trig B input (Range:0V~+5V)
消費電流:+12V : ??mA/ -12V : ??mA
4hp
注意事項
こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。 SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。 その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。 動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。 上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。 予めご了承下さい。 電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。 当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。