【lleqpue9】カラフルモジュラーシンセ

カラフルな自作DIYモジュラーシンセを紹介するブログです

Passive Box 空風 MIDI変換/マルチプル/アッテネーター

モジュール紹介

今回はPassive Box 空風のご紹介です。

いやー最近暑いですね!

はんだ付けするには換気が必須なのでクーラーつけてないです…。

汗だらだらではんだ付けしてます。地獄です。

灼熱、酷暑、猛暑、極暑

いつか欲しいです…自分の部屋に、クーラー…

 

えーとではなくて、今回はPassive Box 空風のご紹介です!(2回目

読み方は「からかぜ」と読みます。

そらかぜ、じゃあないんですよ。

Passive Box 空風

MIDI DIN/TRS DIN-SYNCの変換を2系統備えたパッシブのMIDIスルーボックス

パッシブマルチプル4回路x2系統、アッテネーター2回路を搭載したツールボックスです。

MIDI DINとMIDI TRS機器の変換に使えます。

 

MIDI TRS端子にタイプがAとBがあると知りました。

TRS MIDIのタイプA、タイプBについて詳しく知りたい方は下の動画をご覧ください。

 

MIDI DINとTRS MIDI、TRS SYNCの配線図は下記のとおりです。

GNDは共通で2pinから取っています。

MIDI DIN TRS配線図

DIN SyncとTRS Syncの接続は多分これであっているはずです…。

Din Sync製品を持っていないので未確認ですが接続合っているよ!という場合はコメントいただけると助かります。

余ったエリアにはパッシブマルチプルとパッシブアッテネーターを配置できました。

アッテネーターは5kまたは10kohmの可変抵抗を入れています。

機能概要図を下記に示します。

徹底的に電源が不要のモジュールになったので、ユーロラックから外して持ち運べるようにケースに入れ込むようにしました。

ケースに入れたときは専用のねじ穴が4隅にあります。

ケースに入れるとこんな感じ。

4隅のねじを外すことで基板単体をユーロラックレールに取り付けできます。

総評

もともとKEYSTEP PRORoland T-8をつなぐMIDI DIN<=>TRSケーブルが欲しかったのが始まりです。

んでついでにDIN SYNCなる仕組みあると知り、それをTRSに変換するのも欲しいと…

それならいっそマルチに変換できるモジュールを作ってしまおうとなりました。

期待通りMIDIの変換は成功

マルチプルとアッテネーターもそのうちラック外で使いたくなることでしょう。

割と満足です

製品スペック

MIDI/Sync端子 x2:

MIDI DIN⇔TRS(TYPE-A)⇔TRS(TYPE-B) / DIN sync⇔TRS sync

Passive multiple端子:4 x 2

Passive Attenuator x2:INPUT/ OUTPUT / Level

プラスチックケースサイズ:135×75×49 [mm]

消費電流:電源不要 +12V : 0mA/ -12V : 0mA 5V :0mA

14hp

関連リンク

以下のフリマサイトで販売しています。

数に限りがありますので欲しい方は早く買いましょう。

jp.mercari.com

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。

SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。

その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。

動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

FM RADIO モジュール 追風の紹介

モジュール紹介

今回はFM RADIOモジュール 追風のご紹介です。

赤いです。

ユーロラックサイズのFMラジオです。

オーディオソースとしてもノイズGenとしてもモジュラーシンセに使えます。

ちなみに名前は追風です。

最近ちょっと人生の追風が欲しかったのでそう名付けました。

RADIO モジュール 追風

lleqpue9初のマイコン制御によるモジュールです。

初めてのコーディング作業、大変でした笑

モジュラーシンセで制御できるラジオモジュールにしたかったので、Seek(オートチューン機能)を外部からトリガできます。

 

購入者のお雑煮(@ozouni_es335)さんが追風をつかった演奏動画を上げてくださいました!
転載の許可もいただいたので参考演奏動画としてご紹介します。
感謝!

自分の動画もペタリ(しょぼいけど)

下記に機能説明図を示します。

OLED Displayには​Tuneしている周波数を表示します。​

​76~108MHzまでの範囲でTune可能です。​

ステレオの放送局を受信した場合は横にSTEREOと表示されます。​

​Signal Levelは受信レベルを示します。

 

Seek UP SW/TRIG:

このボタンを押すとSeek UP(周波数を上げる方向に自動Tune)します。

Signal Levelが高い電波をキャッチしたらその周波数でSeekが止まります。

受信可能なFMラジオ局に自動で周波数を合わせるのに便利です。

TRIG信号にHighを入力しても同様にSeekUpできます。

尚、Seek中は音声は無音になります。(ラジオICの仕様です

108MHzに到達すると76MHzに周波数がループします。​​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します

 

Seek Down SW/TRIG:

このボタンを押すとSeek Down(周波数を下げる方向に自動Tune)します。

Signal Levelが高い電波をキャッチしたらその周波数でSeekが止まります。

受信可能なFMラジオ局に自動で周波数を合わせるのに便利です。

TRIG信号にHighを入力しても同様にSeekDownできます。

76MHzに到達すると108MHzに周波数がループします。​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します。

Noise Tune SW/TRIG:​

このボタンを押すと100MHzにTune周波数をセットします。​

TRIG信号でHighを入力されたときも同様にTune周波数を100MHzにセットします。​

ノイズを出力したいときに便利です。​

SWがONしたりTRIGされたりするとLEDが点灯します。

 

ヘッドフォン出力/アンテナ端子:​

ヘッドフォンを挿入することでヘッドフォンにからラジオ音声が聞こえます。​

またヘッドフォンをアンテナの代わりとして使うことができます。​

パッチングケーブルを挿入してもアンテナとなります。(ステレオケーブル推奨)​

ケーブルの接続先は何も接続しなくて良いです。​

アンテナは地面に対してできるだけ垂直に配置し、長めのケーブルを用いると受信感度が上がります。

 

OUTPUT端子:​

ヘッドフォン出力をLRモノラルミックスしたモノラル出力端子です。

 

Sound Volume :​

ヘッドフォン出力、OUTPUT出力の音量レベルを調節します。​

またSeek中にVolumeを動かすことでSeekを中断することができ、任意の周波数付近でSeekを止めることができます。

 

余談というか、ボトム面(コネクタ側)にデバッグ用の赤色LEDがあります。

電源を投入するとその赤色LEDが点滅します。

ソフトのコーディング作業の時に使っていました。

特に意味はないのですがケース内部をチカチカ照らしてみるのもいいかと思い、そのままにしています。

総評

モジュラーシンセに使う用のノイズジェネレーターを作ろうとしていたところ、偶然ラジオICを見つけて今回のFM RADIO モジュールに至りました。

FMラジオは最近はスマホアプリで聴くことばかりで、めっきりラジオの出番はなくなりました。

しかしFMラジオで聞くラジオ音声もノイズ交じりで味があって、なんかこう、エモい(エモい)

モジュラーへ使えるFMラジオモジュールとして作りましたが、私は使いこなせませんでした!(ぇ

とはいえFMラジオとノイズはマシンライブには人気の音声ソースのようなので

このモジュールを音楽にどのように使ってもらえるか大変楽しみです。

製品スペック

出力端子:

  • ヘッドフォン&アンテナ端子
  • OUTPUT(モノラルミックス)端子

入力端子:

  • Seek Up TRIG
  • Seek Down TRIG
  • Noise Tune (100MHz) TRIG

小つまみ:

  • Sound Volume (minに絞ってもわずかに音が漏れます。ICの仕様?)

プッシュスイッチ:

  • Seek Up SW
  • Seek Down SW
  • Noise Tune (100MHz) SW

電源コネクタは16ピンです。+5V電源は必須です。

消費電流(未測定):+12V : ??mA/ -12V : ??mA 5V :??mA

6hp

パッチーケーブル挿抜時に強い力をかけると、たまにLCDの表示が乱れることがあります。
LCDの表示が乱れてしまった場合はお手数ですが再度電源投入することで表示を正常に戻すことができます。

くれぐれもケーブルの挿抜は優しく丁寧に行ってください。

FM RADIO 追風はソフトウェアにAdafruit社のライブラリを使用しています。

Copyright (c) 2012, Adafruit Industries
All rights reserved.

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動作テストのみ行った新品となります。 電源ケーブルなどは付属しません。

上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。

予めご了承下さい。

電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。

当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

CLOCK DIVIDER 強風のモジュール紹介

モジュール紹介

今回はCLOCK DIVIDER 強風になります。

モジュラーシンセにはクロックやゲートなど多数の制御信号を組み合わせて演奏します。

そこで1つのクロックから多数のクロックを生成するclock dividerが必要になります。

1つのクロックソースから9個のクロックパターンを生成できます。

なぜ強風という名前かって?

強く、芯のある、けたたましい信念をもって今後の活動をしていきたいという意気込みです!!

いやーこれを設計していた日は強風だったので…

clock divider 強風



左上のCLOCK INPUT端子にクロック信号を入力すると残りの9つの出力端子から分配されたクロックが出力されます。

ジャック上のLEDが点灯すると5V出力。消灯で0V出力されます。

複数つなぐと複雑なクロックパターンを作ることができます。

 

出力されるクロックは一般的な分周期ではなく、ランダムな信号を作るような回路になっています。

入力されるクロックに同期して信号が出力されます。

点灯したりしなかったり…LEDの帯が順々に点灯してきれいですねー

総評

制御信号不足を解消するのに一役買ったモジュールですね。

回路は事前に実験していたので期待した動作で動いてくれて満足。

なかなかいい感じです。

数Hz程度のクロックを入力するといい感じに分配してくれます。

あまり高い周波数や低すぎる周波数を入れると全出力が全点灯/全消灯してあまり面白くないかもしれません。

製品スペック

出力端子:

  • ClOCK OUT x 9 ( 0V or 5V )

入力端子:

  • CLOCK INPUT ( 0 - 5V)

消費電流:+12V : 0mA/ -12V : 0mA 5V :??mA

電源コネクタは16pinで、5V電源が必須です。

4hp

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ECHO-DELAY 風月 エコー&ディレイの紹介

モジュール紹介

今回は風月 ECHO-DELAYのご紹介です。

モジュラーシンセにはエコーやディレイ、リバーブなど空間系のエフェクトと相性がいいです。

今回はそんなエコーとディレイに関するモジュールを自作しました!

モデル名は風月で書体も少し崩したやつにしました。

特徴は以下の通りです。

・フィードバック経路をトリガー信号で変化させることができます。

・遅延時間(TIME)をCVで制御できます。

 

LFO 秋風と同様に黄色のパネルです。

月はやっぱり黄色でしょ!(ぇ

ECHO-DELAY 風月
ECHO-DELAY 風月

ECHO-DELAY 風月

デモ動画です。全体的にちょっと音小さめです。

ブロック図を示します。

基本的に2つのディレイラインを搭載しております。

TIME A/B SyncをONさせるとTIME/ATTN-Aつまみだけで2つのディレイラインを制御できます。

TrigA/Bにトリガー信号を入れることで各ディレイラインのフィードバック経路を変化させることができます。

Trig-A/Bに信号を入れるとフィードバック経路を変化できる…とはなんぞや?

という疑問はあると思います。

フィードバックの経路は以下の4種類になります。

Trig-A : 0V Trig-B : 0V Parallel Delay and Echo Mode

Trig-A : 5V Trig-B : 0V Parallel Dual Echo Mode

Trig-A : 0V Trig-B : 5V Cascade Delay and Echo Mode

Trig-A : 5V Trig-B : 5V Cascade Dual Echo Mode

トリガー信号というよりもゲート信号というほうが的確かもしれません。

さらに詳しい図を下記に図示します。

 

総評

ちょっとトリガによるフィードバックモードの変更が思ったほど音に変化がなくて残念。

もう少し経路を工夫できたら大きく化けたかも…。次回作への課題ですね。

DELAY CVの変化によるうねるような音の効果は大満足

アナログシンセのエフェクターならではの効果っぽい。

ただTIME/ATTNのつまみの回転方向と効果の増減が逆になってて使いにくいかも…すまん…

風月は時計回りでディレイ時間が短くなる。

一般的なエコーは時計回りでディレイ時間が長くなる。

まぁええんちゃいますか?使えなくはないし!

製品スペック

出力端子:

  • Audio-out

入力端子:

  • Audio-in
  • DELAY-CV A Input (Range:0V~+5V)
  • DELAY-CV B Input (Range:0V~+5V)
  • Trig B input (Range:0V~+5V)
  • Trig A input (Range:0V~+5V)

大つまみ:

  • DELAY-A用 [TIME/ATTN、DRY/WET]
  • DELAY-B用 [TIME/ATTN、DRY/WET]

小つまみ:

  • DELAY-A用 [FEEDBACK]
  • DELAY-B用 [FEEDBACK]

スイッチ:

  • A-B Syncスイッチ

消費電流:+12V : ??mA/ -12V : ??mA

8hp

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Headphone amp 風聴 ヘッドフォンアンプモジュール

モジュール紹介

Headphone amp 風聴の紹介ページです。

ユーロラックに組み込み可能なヘッドフォンアンプです。

ライン出力も備えております。

1 mono in/ 1 mono lineout/1 stereo phones outです。

phones outにのみボリュームツマミが効きます。 LINE OUTはユニティゲインです。

アンプ回路にはディスクリートのAB級増幅回路を使用しており、迫力のある音を出すことができます。

AB級の欠点であるゼロクロスのひずみに対してはコンプリメンタルのトランジスタを利用したゼロクロス歪の対策回路も盛り込んでおります。

ライブの爆音の中でもヘッドフォンを通じて自分の音声の出力をモニターすることができます。

かなり大きい音で鳴らすことができるのでボリュームの位置にはご注意ください。

Headphone amp 風聴
Headphone amp 風聴

Headphone amp 風聴 ブロック図

 

製品スペック

出力端子:

  • LINE OUT (mono) Unity gain
  • Phones OUT(stereo) 

入力端子:

  • INPUT(mono)

つまみ:

  • PHONES LEVEL

消費電流:+12V : 70mA/ -12V : 70mA

(使用するヘッドフォンと音量に左右されます)

4hp

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VCS S&H 風采:サンプル&ホールドと電圧制御セレクターの複合モジュール

モジュール紹介

今回は風采 VCS S&Hのご紹介です。

VCSとはVoltage Control Switchのことで電圧に応じてスイッチを制御することで信号経路を変更する事が出来ます。

S&HとはSample and Holdのことで信号の一部を時間的に切り取って、一定時間任意の定電圧信号として扱えるモジュールの事です。

風采はこれら2つの機能を組み合わせたモジュールになります。

VCS S&H 風采
VCS S&H

初心に立ち戻って黒パネルにしました。

ブロック図は下記の通り、CV Inputに信号を入れてTrig A(B) inputの信号でスイッチを制御し、Outputの壱,弍,参,肆のから出力されます。

出力の際、Sample and Hold回路を通るため、信号を切り替えても一定の電圧のままOutput電圧が保持され続けます。

ただしドローン演奏に使用するなどの長時間のホールドが必要な場合は電圧が保持できずに下がってしまう場合があります。

そのような目的の場合はほかのサンプル&ホールドモジュールをご検討いただくことをお勧めします。

2つのトリガ信号から1つのCVを時分割で4つに分割供給することができ、複雑な信号を生成できます。 壱、弐、参、肆のうち、点灯した箇所のOUTPUT端子とINPUTがSwitchにより接続されます。
これにより点灯したOUTPUTとINPUTがスルーされるような形になります。
もう少し分かりやすいように動作原理図を追加します。

動作原理図


分かりやすくするために参端子と肆端子、Trig B、CV Inputのみをピックアップします。

Trig BのHigh / Lowの状態によってInputの端子と出力参、肆の端子が導通(スルー)します。
導通する端子はLEDで点灯します。

直前まで導通していた端子はS&Hにより非道通後(LED消灯後)はOUTPUTの電圧は維持(HOLD)されます。
これによりTrig信号の切り替えで1つのCV信号を複数に切り替え、S&Hにより電圧の保持をすることができます。
その結果1in-4outの構成によりCV電圧のOutputを増やす事が出来、より複雑な信号の生成が可能です。

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製品スペック

出力端子:(Range:-5V~+5V)

Sample &Hold 壱、弐、参、肆

入力端子:

CV Input (Range:-5V~+5V)

Trig A input (Range:0V~+5V)

Trig B input (Range:0V~+5V)

消費電流:+12V : ??mA/ -12V : ??mA

4hp

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豪風 Dual VCO2の紹介 lleqpue9

モジュール紹介

今回はDual VCO2 豪風((ごうふう)のご紹介です。

販売ページは本ページの下の方にあります。

VCO1 疾風のVCOを2つ搭載してお互いにモジュレーションを掛けることをコンセプトに設計しました。

VCO1 疾風についてはコチラ

どうでもいいですが英語表記ではGo!FooooooOO!!!

とかにしたかったですね。どうでもいいですね。

すみません。

サウンドデモ動画をアップロードしました(2024/03/18)

youtu.be

Dual VCO2 豪風
Dual VCO2 豪風

疾風の時は表層の銅箔を貼り忘れてちょっと暗めの赤色になりましたが

今回はきちんと銅箔を貼ったので鮮やかな赤色のレジストになりました。

やはりオシレーターは2つあったほうが音色のバリエーションが増えるということで作ってみたところ

ばっちり私の意図通り素晴らしいオシレーターモジュールができたと思います。

端子とつまみが複数あるので分かりやすくするためにブロック図を作りました。

Dual VCO2 豪風 ブロック図

ブロック図もなかなかいい感じです。(多分)

ミソとなるのはModulation AtoB(BtoA)でこれはFMになるのですが

2つのオシレーターをお互いにFMを掛けることで特徴的な倍音を含む音を出せるのがポイントです。

 

以下詳細な説明です。

完全ディスクリートのアナログVCOを2基搭載しており、OSC-AとOSC-Bでそれぞれ個別に制御できます。

FREQ CV INPUT端子の他にPWM端子SYNC端子がそれぞれあります。


OSC-A側のFREQ CV INPUTとB側のFREQ CV INPUT端子は内部結線によりOSC-A側のFreq CV INPUTにのみCVを入れるだけでOSC-A,OSC-B両方のオシレーターの周波数をコントロールできます。
OSC-BのFREQ CVINPUTにジャックを挿入すると内部結線を解除できます。


 Frequency Range切り替え機能で周波数を3つのレンジから選ぶことができます。
サーミスタによる温度補償回路搭載しており、温度変化にはある程度耐性あります。


三角波、ノコギリ波、矩形波の3波形です。
右側の各波形に対応したツマミを動かすことで各波形のレベルを調整できます。
出力は
OSC-A専用の出力端子
OSC-B専用の出力端子
OSC-A,Bをミックスした出力端子
3系統です。


Modulation AtoBツマミを回すとOSC-A専用の出力端子の信号をOSC-BのFREQ CV INPUTに入れる事ができます。
これによりFMが可能です。
Modulation BtoAつまみも同様にOSC-Bの出力をOSC-AのFREQ CVINPUTに入れることができます。
両方のModulationつまみを回すことで相互にFMを簡単にかけることができます。

PWのツマミの位置によって、三角波が変形する隠し機能付きです。
CVはV/octに対応しています。

動作紹介

 上記の動画のように右側の各波形のレベルツマミで波形ごとのレベルを設定できます。

 マニュアル操作ですがOSC-A,OSC-Bの周波数をほぼ同じに揃えることでDetuneすることも可能です。

OSC-A,OSC-Bともに両方同じVCO回路を採用していますので理論上CVの受け電圧によって音程が大きくズレることはありません

OSC-A=>OSC-BへのSyncもパッチケーブルを使えば可能です。 

上記の動画のようにOSC-A Audio OutputOSC-B側のSync inputパッチケーブルで繋ぐことでSyncが可能です。

尚この時OSC-A側のノコギリ波、三角波矩形波、のいづれかのレベルがある程度大きくある必要があります。

各波形のレベルによってもSyncによる音に変化があります。

同様にOSC-B Audio OutputOSC-A側のSync inputパッチケーブルで繋ぐことでOSC-B=>OSC-AへのSyncが可能です。

上記の動画がModulation A to B (B to A)を実施したデモです。

相互にFMを掛けることで新たな倍音が生まれ特徴的な音色になります。

もちろんFREQ CV INPUTに他のVCOモジュールの出力を入れることで3VCOでもFMも可能になります。

youtu.be

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製品スペック

出力端子:

  • OSC-A出力、OSC-B出力、OSC-A+B出力

入力端子:

  • OSC-A用 [ Freq CV IN 、SYNC IN、PWM CV IN]
  • OSC-B用 [ Freq CV IN 、SYNC IN、PWM CV IN]

大つまみ:

  • OSC-A用 [FREQUENCY COARSE 、FREQUENCY FINE 、PW、Modulation BtoA]
  • OSC-B用 [FREQUENCY COARSE 、FREQUENCY FINE 、PW、Modulation AtoB]

小つまみ:

スイッチ:

  • OSC-A用 Octave Rangeスイッチ(Low/Mid/High)
  • OSC-B用 Octave Rangeスイッチ(Low/Mid/High)

発振周波数:

  • 1.0Hz~10kHz程度

消費電流:+12V : 170mA/ -12V : 150mA

18hp

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Dual Linear VCA 旋風: 2chミキサー&CVコントロール可能な完全アナログVCA

モジュール紹介

皆様あけましておめでとうございます。

更新が遅くなりましたが今回は2作目のDual Linear VCA 旋風をご紹介します。

実は初期版のVCA 旋風がありましたがデザインを一部変えてマイナーチェンジしました。

VCA 旋風 lleqpue9

完全アナログdual VCAミキサーになります。

2input 2cv 1outの構成のVCAを2回路搭載しています。

出力回路はコンデンサレスのためオーディオ信号の他にinputにCVを入れてもコントロール可能です。

input2系統を備えているため2chミキサーとしても使えます。

CV2系統のためCVをミキサーしつつ別の信号にvcaをかけることもできます。

#直接VCAの出力にスピーカーなどを接続しないでください。

コンデンサが入っていないためスピーカーに直流電流が流れてスピーカーにダメージを与えてしまう可能性があります。

基本的なモジュールですが、痒いところに手が届くVCAとなっています。

製品スペック

入力端子:CV-In1/2/3/4、Audio-In1/2/3/4

出力端子:Audio-OUT1/2

ボリューム:VCA LEVEL 1/2

サイズ:8hp

depth:20mm

消費電流:+12V : 30mA / -12V : 30mA

 

以下のフリマサイトで販売中です。

 

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Analog Seaquencer 隼風 lleqpue9 モジュラーシンセ

モジュール紹介

今回は自作モジュール9作目、アナログシーケンサです。

モデル名は隼風(はやかぜ)です。

 

アナログのためピッチのクォンタイズはありませんが、外部のGATE信号とCV信号を使って変調するのがコンセプトです。

 

白いパネルに黒シルクのパネル基板で設計しました。

レジスト剥きの文字は銀色なので写真ではわかりづらいですね。

設計したときのCAD画像を下記に貼り付けておきます。

隼風のパネル図

 

今回はアナログシーケンサということでシーケンサは鳥の一種であるハヤブサ(隼)からネームを取って隼風(はやかぜ)と命名しました。

 

動作紹介

Gate Mod IN:Gate信号を入力する

Gate入力すると下のLEDが点灯しシーケンサのステップが1つ進む。
Gate-IN端子とは別のGate信号を入れることで変拍子やスウィングのようなステップ進行が可能となる。
Gate-INの信号との違いはSTART/STOPの状態に関わらず常にGATE信号を受けるとステップが進む。

 

Gate-IN:Gate信号を入力する端子。

ジャックを挿入すると内部のTEMPOツマミで設定した内部クロックは無視される。

Gate入力すると下のLEDが点灯する。

Gate入力することでシーケンサのステップが1つ進む。

 

CV OUT : CV信号を出力する。(0~5[V])

GATE OUT : Gate信号を出力する(0~5[V])

Gate信号はGate-IN、Gate Mod INの信号をミックスした出力が出ていく。信号が出力されるとLEDが点灯する。

 

START/STOP:

シーケンサの再生、停止ボタン

RESET:

RESETボタンを押すことでシーケンスが最初(右上のステップ)に戻る

 

CV MOD IN:CV信号を入力する。

外部からCV信号を入れることで各ステップのCV電圧に加算される。

加算後のCV電圧は0-5[V]の範囲となる。

Gate-Inv/Noninvスイッチ:

ゲート入力信号を論理反転する。

S-TrigとV-Trigの切り替えを行う。

 

4x4 ステップ:

16個のステップに対応するツマミ。ツマミの位置に応じたCV電圧が出力される。

 

Fall Down Seq/Slide Seq切り替えスイッチ:

スイッチの組み合わせでシーケンサのステップの進み方を変える事が出来る。

Forward /Backward切り替えスイッチ:

シーケンサの進む方向を順方向、逆方向で切り替えられる。

BPM TEMPO:シーケンサの速さを変化させる。

CV LEVEL:全体的なCV電圧を変化させる。

 

右側の4x4のボリュームつまみの位置に応じたCV電圧を出力します。

ツマミの直上にある赤LEDが点灯した個所が出力されるつまみのCV電圧です。

トグルスイッチ「Slide Sequence」「Fall Down Sequence」「Forward/Backward」のスイッチを切り替えることでシーケンサの進み方を変えることができます。

下記のデモ動画が分かりやすいと思います。

動画の最初でTEMPO つまみをいじることでシーケンサの速さを設定しています。

動画の後半でCV LEVELつまみを回しています。

これはシーケンサ全体の電圧レベルをコントロールできるツマミです。

 

Gate-IN端子にGate信号を入力すると直下のLEDが点灯しGate入力することでシーケンサのステップが1つ進みます。

Gate IN端子にジャックが挿入されるとTEMPOで設定したBPMは無視されて、外部のGATE信号に従ってシーケンサは進みます。

Gate-INとは別にGate Mod IN端子に他のGate信号を入れることでステップの進み方を変化させることができます。

Gate Mod IN端子に入力された信号は内部のTEMPOのタイミング、またはGate-INのタイミングに上手いことミックスされます。


下の動画でGate Mod INに入力されたLFOによってスイングっぽい振る舞いをしています。

 

 

続いてはCV MOD INに外部からCVを入れた場合のデモ動画です。
CV MOD INにLFO三角波の信号を入力しています。
各ステップにモジュレーションがかかっているのがお判りいただけるだろうか…

 

 

とにかく、通常のシーケンサ機能に加えてGATE MOD IN端子やCV MOD IN端子に外部からGATE/CVを入力することにより変調を行う事が出来るシーケンサとなんです!

 

あ、ちなみにアナログシーケンサなのでクォンタイズ機能は無いのできっちりとした周波数に対するCV電圧は出力できません…。悪しからず…。

 

隼風の説明書を作ってみました。
下記の画像が動作の参考になると思います。

 

そしてGate OUT端子からは他のシーケンサリズムマシンを制御することも出来ます。

下記の動画はRoland T-8のSYNC IN端子に突っ込んで制御してみました。
Gate Mod INからの変拍子にも上手く対応してT-8は動作しています。

製品スペック

入力端子:Gate IN、Gate Mod IN 、CV Mod IN、

出力端子:Gate OUT、CV OUT

ボリューム:4x4 ステップ、BPM TEMPO、CV LEVEL

スイッチ:Slide Sequence、Fall Down Sequence、Forward/Backward、Gate-Inv/Gate-Noninv、START/STOP、RESET

サイズ:22hp

消費電流:+12V : 30mA / -12V : 0mA

 

以下のフリマサイトで販売中です。

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

fril.jp

 

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。
SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。
その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。
動作テストのみ行った新品となります。
電源ケーブルなどは付属しません。
上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。
予めご了承下さい。
電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。
当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。

LPG1 影風 lleqpue9 モジュラーシンセ

モジュール紹介

今回は自作のモジュールとしては7作目、
初のLPG(Low Pass Gate)となります影風(かげかぜ) をご紹介します。
(紹介する日付が前後してしまいますが…)

 

LPG1 影風 シルクがLPF1となっているがLPGです

バクトロールを2つ搭載したローパスゲートです。
LPF1と表記されていますが実際はLPGです

(パネルデザインでうっかりミスりました…。)


VCAスイッチ、LPFスイッチがそれぞれ独立して搭載してあります。
両方をオンすることでLPGとなります。

 

回路はかの有名なブックラのLPGを参考にしました。

www.youtube.com

所謂サレンキー型のフィルターです。

フィルターの経路をいくつかの増幅回路の経路をON/OFFすることで

LPFモード、VCAモード、LPF+VCAモードを実現しています。

可変抵抗素子としてアナログフォトカプラ(バクトロール)を使用しています。

バクトロールの部品選定から周辺定数までかなりオリジナリティあふれる設計となっております。

とくにLPFモード時のレゾナンス掛かった音色は矩形波がよく合います。

フィードバック経路(RESONANCEつまみ)の定数にはこだわった設計をしました。

ゆえに独特な(アヤシイ)動作もあるかと思います。

ブックラのLPGを参考にしているとはいえホンモノとは全く別物だと思いますので

ホンモノをお求めの方はそちらをご購入くださいませ。

 

とはいえいい加減に作っているわけではなく、

一応ちゃんとシミュレーションとかしてます。一応…

一応シミュレーションで動作確認してますYO!

 

以下製品の仕様上の注意事項になります。
いずれの事項も出音に問題はありません。
下記の内容について理解されたうえで購入をお願い致します。
部品の都合でResonanceとOffsetのつまみを回すと最小位置でカチカチとクリック感があります。
部品がスイッチ付きのボリュームですがスイッチの回路は特に使用していませんのでダミーとなります。
動作に影響はありません
二つ巴のマーク下に赤色LEDがあり、つまみの位置によってはCV入力に応じて薄く点灯しますがとても暗いです。
電流設計をミスっておりこのような仕様になっております。
ご了承ください。

1入力、1出力、1CV inです。
サイズは6hpです。

動作紹介

Twitterに上げた雑な動画ですが影風 LPG1の音が良く分かると思います。

 

製品スペック

入力端子:CV INPUT、Audio INPUT

出力端子:Audio OUTPUT

つまみ:CV LEVEL ,RESONANCE(VCAモードではGAIN)、OFFSET

スイッチ:VCAスイッチ、LPFスイッチ

消費電流:+12V :45mA / -12V : 45mA

 

下記フリマサイトで販売しているので良ければご購入お願いします!

 

paypayfleamarket.yahoo.co.jp

fril.jp

注意事項

こちらの商品はハンドメイドDIY商品です。
SMD部品は基板工場での実装となり非常に綺麗です。
その他部品のはんだのクオリティなど、ご理解頂ける方のみご購入下さい。
動作テストのみ行った新品となります。
電源ケーブルなどは付属しません。
上記を踏まえ、受取評価前でかつ初期不良以外の返品は受付けておりません。
予めご了承下さい。
電源を入れる前に電源の接続を再度ご確認ください。
当製品の使用により直接または間接的に発生した人身事故、機器の損傷、使用不能について、一切の責任を負いません。