モジュラー沼の入り口で震える子羊よ… ケースは1000円でDIYだ!
最近は物価高で参っちゃうよ…。とボヤいているそこのあなた!
私もまったく同感だ!なんでこんなに世の中値上げのオンパレードなんだ!?
モジュラーシンセもご多分に漏れず値上がりしちゃってるし…
そうでなくても「モジュラーシンセは沼で金がめっちゃかかる」なんて言われてるのだから。まぁ事実だけど。
気づけば底なし沼に財布がズボボボ!
「高すぎてモジュラー沼に足が踏み入れられない…」と震えるそこの君!
大丈夫!せめて ケースだけでも激安で 行こうじゃないか!
世の中には電源付きで2~3万円もする高級ケースがあるらしいが… そんなもん知らん! 今回は 1000円札1枚 を握りしめてDIYだ!
出でよ!これが激安1000円で作るモジュラーシンセケースじゃぁああああ!
\ ドーン!/
#各種モジュールと電源、ケーブル、バスボードは含みません。
「1000円だと…!? ホンマかいな?!」
「ケースだけ1000円で…って、そんな都合のいい話…」
あるんだなぁ、それが!
疑うのも無理はない。だが、よく見てくれ!この 漢らしさ溢れる潔い仕様 を!
- 材料費: 1000円! 財布に優しい!
- 電源: ない!(別で買ってね☆)
- バスボード、ケーブル: ない!(それも買ってね☆)
- レール構造: ない!(ケースに直打ちだ!男ならこれだろ?!)
…ね? 清々しいまでの割り切りでしょ?
「それでもいい!むしろ燃える!」という猛者は、読み進めてくれ!
君はもうモジュラー沼の住人だ!
電源?バスボード?んなもん自分で用意しろ!漢のDIYに甘えは不要!
世の中には2-3万円する電源付きケースや電源なしでも1万円ほどのケースが存在する。
下記のようなケースがAmazonで売られていた。
電源ユニットや電源を分配するバスボード、さらには入出力端子を備えたケースなど非常に便利で多機能である。
今回紹介するケースはそんな便利で機能的なケースではない。
言ってしまえばただの箱だ。なにせ1000円なのでそこは覚悟してほしい。
必要な工具と時間と技
「DIYっていうとあれだろ?
穴開けたり、切ったり、時間と技術と工具もいっぱい必要で
とにかく加工が大変なんだろ?」
いや、別に全然…工具要らないけど?
そう、必要なのは 揺るぎないDIY精神と、1本のプラスドライバーだけ!
「えええええ、ま、まじっすかあああ!?ひぇええええええ」
驚愕するのも無理はない! だが、落ち着け! 君にもできる!
まずは、愛車(ママチャリ?)にまたがり、 聖地「カインズホーム」 へと向かうのだ!
GOGO!!!
\ ドーン!/
そして、店内でこいつを探し出せ!
KUMIMOKU (くみもく)ブラウン スタッキングBOX [M] 798円
\ ドーン!/
これで君もモジュラーケースをゲット!
聖なるカインズで「KUMIMOKU」をゲットした勇者よ!
そう、こいつを買い物かごに叩き込めば… ケース調達は完了だ!
ちなみに、ケースの色は
- 漢らしいブラウン!(798円)
- スタイリッシュなナチュラル!(698円)
から選べるぞ!
「近くにカインズがない!😭」と嘆いているそこの君!オンラインストアでも売ってるぞ!
モジュールを固定する、漢のネジ!
ケースを手に入れた君に、最後の試練を与える!
そう、モジュールをガッチリ固定する漢のネジを手に入れるのだ!
必要なのは…
- タッピング皿ネジ (木材用)
- 太さ: 2~3mm (3mmだとフロントパネルの穴と当たりそう…)
- 長さ: 10mm以上(長すぎると固定するのが大変)
…であれば、何でもいい!(男なら細かいことは気にしない!)
私はこいつを使ったぞ!
3x12mmのタッピング皿ねじ 142本入り 298円!
もちろん、カインズで売ってるぞ!
今考えると142本もねじ要らないな…。単価安かったからいっぱい買ったけど…。
せいぜい20~30本あれば十分だと思う。
ケースのサイズ(スペック)
この木箱、モジュラーシンセのケースとしては完璧なサイズ感なんだ!
外形:幅370mm × 奥行130mm × 高さ88mm
内寸:幅350mm × 奥行113mm × 高さ75mm(すべて参考値です)
これでサイズ的には嬉しいことに3U 70hp、ぴったりフィット!
誰が計算したんだ?天才か!
強いて言えば奥行きが113mmと若干狭いところが不安事項か…?
モジュールによっては基板の一部や部品が干渉するかもしれないので要注意だ。
さあ、決戦(DIY)の準備は整った!
ケースもネジも手に入れた今、君の手には無限の可能性が広がっている!
ケースの組み立て?というかねじ止め?
使用するのはプラスドライバー!
ねじの下穴?
そんなものは存在しない!
だから無造作にそのままぐりぐりねじ込んでいく!
さあ、これが漢のDIYだ!
(#筆者は男女平等支持者です)
パネルにネジのスクリュー部分が当たらないように慎重にねじを回して…
ぐぬぬ…なかなか手強いぞ…!!
だが、ここでひるむわけにはいかないのだ!ぐりぐりぐりぐり・・・
もし、フロントパネルを傷つけてしまったら…
ぐはっ…想像しただけで…失神してしまいそうになる!!
そんなドキドキのねじ打ちを終えるとこんな感じ。
うーん銀色のねじにしたけど黒ネジのほうが良かったかな…
でも銀ネジのほうが安かったんだよなー
ちなみにねじを外すと木箱にねじ穴の跡が残る。
沢山モジュールを取り付けるとケースが穴だらけになる。
見た目を気にすると微妙だけども、まぁ1000円DIYだし…。ええんちゃうか!?
ってなわけで完成ーーー!!!
掛った費用と時間
本当に1000円で出来たんかいな?と疑っている君に証拠のレシートをお見せしよう!
合計金額1096円!製作時間1時間!
1000円ちょっと超えちゃっているけどケースの色をナチュラル(白)選ぶと100円安くなり698円となる。
私は142本入りのねじというアホほど大量のねじを買い込んでしまったので298円掛かってしまった。
本数が少ないものを選べばねじの値段も抑えることができる。
よって最安を目指せば1000円以下でケースが自作できるのだ!
作業時間もカインズで買い物してモジュールをねじ止めするだけなので1時間もあればだれでも完成できると思う。
電源は…?
冒頭にも説明したがこのケースは別途電源を自分で用意する必要があるぞ。
手っ取り早く準備するなら市販品の電源モジュールとフライングバスケーブルを組み合わせがおすすめだ。
比較的安価で安定した電源モジュールが得られる。
ざっと検索したら下記のようなものがあったので参考に載せておくぞ。
今回は自作電源モジュール「源風」(非売品)とバスボードを使用したぞ。
バスボードは下記のオープンデータを使用させてもらった。
制作者よありがとう。
ちなみにこのバスボードを固定するスペーサーは下記を使っているぞ。
両面テープの粘着で簡単に固定できるのでオススメ!
まとめ:1000円モジュラーシンセケースDIY
- 💸 モジュラーシンセ沼は金食い虫? そんなことはない!ケースは1000円で十分だ!
- 🧰 カインズホームの木箱「KUMIMOKU」とプラスドライバー、漢のネジさえあれば、誰でも簡単にモジュラーシンセケースが作れる!
- 💪 電源やバスボードは別途用意が必要だが、それもまたDIYの醍醐味!漢なら自分で用意しろ!
- 📏 サイズは3U 70hpにピッタリ! ただし奥行きは若干狭めなのでモジュール選びは慎重に。
- 💰 総費用は驚異の1000円ちょっと!ケースの色をナチュラルにすればさらに100円節約可能!
- ⏳ 作業時間は買い物込みで1時間程度!
- ⚠️ DIYは自己責任で!この記事を参考に事故や損害が起きても責任は負いません!
さあ、君も1000円ケースでモジュラーシンセ沼にダイブしよう! 🚀
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